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Step-1 対象物が1つの場合で目標 正解率60~70%

安間 一臣 さんが3ヶ月前に追加. 3ヶ月前に更新.

ステータス:
完了
優先度:
A
担当者:
開始日:
2025/10/14
期日:
2025/10/25
進捗率:

100%

外注先:
内製

説明

2025/10/14の打ち合わせで決めた目標を達成するチケットです。
期間については暫定です。

安間 一臣 さんが3ヶ月前に更新

  • ステータス新規 から 進行中 に変更
  • 進捗率0 から 10 に変更

以下のORB特徴点の比較を試し、なかなか良い結果が出ました。

  • カメラの位置は定位置に固定。
  • カメラと被写体の距離はカメラのフォーカス範囲で固定(305mm)。
  • 特徴点の設定は以下。
    アルゴリズム ORB
    マッチャー BF
    cross check true
    比較関数 match
  • 試験内容は以下です。
    • テンプレートを最初に撮影。
    • 検査対象を撮影と検証を行い、それを1秒ごと10回繰り返す。
    • 検査対象は10回繰り返す間は変更しない。

上記の特徴点の設定を実行すると、テンプレート画像と検査対象画像の特徴点数が出せるようになり、検査対象画像の特徴点をテンプレート画像の特徴点で割ることで比率が出せます。比率はだいたい0.48~0.5が適正の値に見えます。

今回試した結果は以下です。
感覚的には、現在提供いただいているミサンガですと、本Stepの目標は達成できるのではないかと感じています。
また、合否判定用の比率をし閾値とすることがしやすいので、使い勝手が良さそうに思えました。

  • 試験結果
    試験内容 結果(正解率)
    テンプレートをそのまま使用した場合 100%
    OK品と別のOK品を使用した場合 90%~100%
    OK品とNG品を使用した場合 80%~100%

エビデンスを残していなかったりするので、次回はエビデンス付きで報告します。
今回は検査対象のミサンガを1つだけで試験を実施したので、複数のミサンガを並べてた試験も実施したいと考えています。

安間 一臣 さんが3ヶ月前に更新

#note-1 の補足

どのように特徴点比較を行っているかの説明で、同じことを検証しないようにするためのメモです。
大まかな流れは以下です。

1. テンプレート画像を保存。その時にテンプレート画像の特徴点を算出し、その特徴点の数を取得。この特徴点の数を基準として対象画像の特徴点の数の割合を計算する。
2. 検査対象を撮影し画像を取得。その検査対象画像の特徴点を算出。
3. 「1.」と「2.」で取得した特徴点をmatch()関数にかけて特徴点同士の類似点を算出する。
4. [3.」の類似した点の数とテンプレートの特徴点の数の割合を算出。
5. 「4.」算出した特徴点の割合と合否用の閾値を比較し、特徴点の割合が閾値以上である場合は合格とする。

安間 一臣 さんが3ヶ月前に更新

  • ステータス進行中 から 完了 に変更
  • 進捗率10 から 100 に変更

#note-1 の試験結果。

結果は本チケットの目標を達成することができました。
今回は1つのミサンガが検査対象だったので判定がしやすかったのだと思います。
試験内容は以下です。


1. OK品の評価(テンプレートをそのまま使用)

  • 合否判定の正解率が100%となった。

2. OK品の評価(テンプレートとは違うOK品を使用)

  • テンプレートと検証対象の姿勢を整えれば正解率は100%となる。
    ただし、少しでも歪んだりすると正解率が50%まで落ちる。
  • 撮影時の姿勢が重要だと判明した。

3. NG品の評価(テンプレートはOK品、検査対象をNG品)

  • 合否判定の正解率が90%~100%となった。
  • 試験対象はご提供いただいた黒の下地と紫と緑の下地の2パターンのサンプルで実施した。

エビデンスは以下リンクにZIPでまとめました。

安間 一臣 さんが3ヶ月前に更新

  • 題名Step-1 目標 正解率60~70% から Step-1 対象物が1つの場合で目標 正解率60~70% に変更

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