【AMP様】ミサンガ製造機

@安間 一臣 @國保 幸起

• 10/04の進捗
  • テンプレート撮影後、10回比較用の画像を撮影するようにしてテスト
    パラメータをそれぞれ振ってミサンガのOK品、NG品で比較。
    パラメータを厳しくすると、10回の撮影のうち2回ほどNGになったり、10回ともNGになったりしてしまった。
    パラメータを緩めると、OK品は10ともOKとなるが、NG品も誤判定し、10回ともOKとなったりするケースがあった。
• 今後の課題
  現状のパラメータがどう効いているのかわからないので、現状の把握として特徴点の可視化をする。
  OK品とNG品がそれぞれどの部分と特徴点の比較をしているかを把握しないと、適切なパラメータを導くことができないため。

特徴点での画像検出の調整を行っています。
現時点で分かったことを報告します。

テンプレート撮影、検査時の撮影でそれぞれミサンガを4カ所撮影しますが、以下が原因でうまく特徴点比較ができないように思えます。
1) 撮影した画像は中心ではピントが合うのですが、中央から外れた部分ではピントがぶれてしまいます。
2) 撮影位置がテンプレート撮影時と検査時の撮影時で微妙にずれてしまい特徴点の検出が正確ではないのではと考えています。

上記のミサンガを4カ所撮影するのでは特徴点比較がうまくいかないので、4カ所撮影した画像を1つに連結して比較を行えば、特徴点比較の利点がうまく作用するのではないかと考え画像の連結を試してみました。
画像の連結はOpenCVのStitcherを使用しました。
この画像連結ですが、内部で特徴点を利用して連結するようでして、連結の時間が1秒強かかっています。(画像の枚数で時間が変化する可能性があります。)
また、撮影枚数が少ないと特徴点が少なすぎて連結が失敗します。(撮影対象が特徴のないものだったので、4カ所の撮影では連結が失敗しました。)
画像の連結結果も想像していた画像が生成されず困りました。(テンプレート画像"template_20251010_142735.jpg"の右端が切れてしまいます。検査時"validation_1_20251010_142750.jpg"の画像は左端が切れてしまいます。)

画像連結の結果は以下に収めました。

• ソフトウェアグループ 一般 > ファイル > 005_案件 >【メカチーム案件】画像判定システムの開発 > 報告 > 20251010_画像連結

検査試験の所感は以下です。所感のすべてを対応するのは難しいと思いますが、どれかを対応出れば少し変わるのではと考えいます。

• カメラの性能を上げた方が良いのではと感じました。
• カメラの移動のずれを抑えることができないでしょうか。
• 特徴点は1つの画像に収まっていることが重要では？と感じました。